米国シカゴ地区連銀の
グールズビー総裁
は23日、グールズビー氏はカンザスシティー地区連銀が年次シンポジウムを開いているワイオミング州ジャクソンホールでブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、連邦公開市場委員会(FOMC)が過去1年に発表した
四半期経済予測(SEP)
が経済の先行きを予測する良い手がかりになっていると指摘した。
グールズビー総裁
は23日、グールズビー氏はカンザスシティー地区連銀が年次シンポジウムを開いているワイオミング州ジャクソンホールでブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、連邦公開市場委員会(FOMC)が過去1年に発表した
四半期経済予測(SEP)
が経済の先行きを予測する良い手がかりになっていると指摘した。
過去1年のSEPからは、FOMCメンバーのほぼ全員が
インフレ沈静化
失業率の段階的上昇および定着を
予想していたことが非常に明白であり、今年と来年それぞれに複数回の利下げがあるとの見通しもはっきりと示されていたと続けた。
インフレ沈静化
失業率の段階的上昇および定着を
予想していたことが非常に明白であり、今年と来年それぞれに複数回の利下げがあるとの見通しもはっきりと示されていたと続けた。
また、「今の状況からこの先はそうした道筋をたどるのではないかと、私には感じられる」と話した。
6月に公表された最新のSEPでは、25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げが今年1回、来年4回余りというのがメンバー19人の予想中央値だった。
失業率は2025年に4.2%で天井を打つとみられていた。
労働市場は数カ月前から、予想されていたよりも軟化し、7月の失業率は4.3%に上昇した。
市場では現在、年内約100bpの利下げが予想されている。
失業率は2025年に4.2%で天井を打つとみられていた。
労働市場は数カ月前から、予想されていたよりも軟化し、7月の失業率は4.3%に上昇した。
市場では現在、年内約100bpの利下げが予想されている。