タス通信などの報道で、ロシア外務省のザハロワ情報局長が23日、ロシアで中国メーカーの自動車が増えたと主張し「日本は確実に以前のような規模でロシア市場に戻ってくることはできない」と続けたと明かした。
ロシアによるウクライナ侵攻後、日本は対露制裁を発動した。ザハロワ氏はその後の日本の経済状況を
「ホラー映画のようだ。日本人は自らこのような状況に陥ったのだ」
と主張し、日本企業からの政治的圧力を使って政策の転換を目論む工作活動を繰り返している。
侵攻後に日本や欧米、韓国の自動車メーカーは工場売却などロシア市場からの撤退を進めた。
その穴を埋める形で中国メーカーの自動車販売が急伸しているだけの話でしかない。
プーチン政権が倒れ、情報機関の権益が消えればもとに戻るものの、ロシアへの経済制裁の影響は大きく浮揚することは短期では不可能だろう。