ＦＯＭＣは来週の会合で政策金利を50ｂｐ引き下げると思う

　ルネサンス・マクロ・リサーチの
　　　ニール・ダッタ氏
は確かに思い切った措置となるが、ＦＯＭＣは来週の会合で政策金利を50ｂｐ引き下げると思うと述べ、緩和前倒しの論拠は強いと続けた。

　50ｂｐ利下げを否定する理由としてよく言われるのは、「ＦＯＭＣはわたしたちの知らないことを何か把握している」といったメッセージが発信されるという主張だが「私はそうは思わない。」と語った。
　　　

　　米消費者物価指数（ＣＰＩ）と生産者物価指数（ＰＰＩ）のデータから見ると、個人消費支出（ＰＣＥ）コア価格指数の伸びは一段と抑制されたものになる公算が大きい。
　インフレ指標に対する政策当局の懸念は和らぐとみられ、ＦＯＭＣは労働市場の動向注視へと重点を移すことが可能になるだろう。