北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記とロシアの
ショイグ前国防相
が平壌(ピョンヤン)で会談した際の様子を北朝鮮メディアが報じました。
ショイグ氏を出迎えた金総書記は、固い握手を交わし、そのまま笑顔を浮かべてやりとりしました映像も流れた。
会談で両氏は、北朝鮮とロシアの
戦略対話
を深め、互いの協力を強化していくことで一致した。
また、会談後、金総書記は車でショイグ氏を空港まで見送り、抱擁し合う場面も報じられた。
北朝鮮とロシアは6月、有事の際に軍事的支援を行うことを明記した
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を結んでおり、今回の会談でも蜜月ぶりをアピールする狙いがあるとされる。
ひとこと
中国の支配下にあった北朝鮮が、中国との距離を起き始めた兆候にも見える出来事だ。
外貨稼ぎを目的にロシアに近づき、ロシアの天然ガスや原油等を入手する目的もあるのだろう。