ロンバード・オディエ・シンガポールのシニアマクロストラテジスト
ホーミン・リー氏
は顧客向けリポートで「マーケットにはちょっとしたサプライズだったろう。決選投票前は高市早苗氏のモメンタムが強かったからだ。アベノミクスをあまり積極的に継承するのは後の総選挙で裏目に出る可能性があると、自民党の多くが計算したのかもしれない。ここ数年の円安に対する不満が広がっていることを考慮したのだろう。」と述べた。
ホーミン・リー氏
は顧客向けリポートで「マーケットにはちょっとしたサプライズだったろう。決選投票前は高市早苗氏のモメンタムが強かったからだ。アベノミクスをあまり積極的に継承するのは後の総選挙で裏目に出る可能性があると、自民党の多くが計算したのかもしれない。ここ数年の円安に対する不満が広がっていることを考慮したのだろう。」と述べた。
また、「漸進的な政策正常化を目指す日銀の現行方針を、次期石破内閣は広く支持するものと思われる。そのために円は向こう数カ月、押し上げられるだろう。12月に0.25ポイントの追加利上げ、ドル・円は12カ月内に135円に下げるという当社の基本シナリオは変わっていない。」と続けた。