シノファームグループ（Sinopharm Group Co., Ltd. ） 中国の製薬会社 総資産 1,382億6,700万元（2015年）

シノファームグループ

　　　　　　（Sinopharm Group Co., Ltd. ）
　親会　中国医薬集団 （略称　シノファーム）
　シノファームグループ株式会社は中国の製薬会社で親会社は、国有企業の

　　　中国医薬集団公司（CNPGC　通商　シノファーム）

と民間企業の

　　　復星製薬

の51対49の合弁会社

　　　シノファームインダストリアルインベストメント

でした。

　
　収益　2,270億6,900万元 （2015年）
　営業利益　91億6,900万元（2015年）
　純利益　37億6,100万元（2015年）
　総資産　1,382億6,700万元（2015年）
　総資本　300億5,200万元（2015年）
　所有者　シノファームインダストリアルインベストメント（56.79%）
　

　親会社　シノファーム産業投資
　子会社　シノファームCNMC
　
　同社のH株は2009年に香港証券取引所に上場され、株式公開価格は1株当たり16香港ドルであった。

　シノファームグループの子会社である

　　　シノファームCNMC

　　　シノファームアコード

が同社のA株のカウンターパートを務めた。

　しかし、シノファームグループ自体のA株は非上場であった。

　シノファームグループは、2016年のフォーブス・グローバル2000リストで829位にランクされた。

　
　シノファームBIBP COVID-19ワクチンは、 BBIBP-CorV 、シノファームCOVID-19ワクチン、またはBIBPワクチンとしても知られ、シノファームが開発した2つの不活化ウイルス COVID-19ワクチンのうちの1つである。

　アルゼンチン、バーレーン、エジプト、モロッコ、パキスタン、ペルー、アラブ首長国連邦（UAE）で6万人を超える参加者を対象に第III相試験を完了した。

　BIBPワクチンは、 COVID-19の他の不活化ウイルスワクチンであるCoronaVacおよびCovaxinと同様の技術を共有している。

　JAMAに掲載されたアラブ首長国連邦とバーレーンでの第3相試験の査読済み結果によると、BIBPワクチンは症状のある症例に対して78.1％、重症例に対して100％の有効性を示した。

　2020年12月、UAEは以前、86％の有効性を示す中間結果を発表した。

　mRNAワクチンは90％を超える高い有効性を示したが、深冷凍施設とトラックが必要になるため、一部の国では流通に課題がある。

　BIBP-CorVは通常の冷蔵温度で輸送および保管できる。

　BIBPワクチンは、アジア、アフリカ、南米、ヨーロッパの特定の国でワクチン接種キャンペーンに使用されている。

　シノファームは2021年に10億回分のBIBPワクチンを生産する予定であった。

　2021年5月7日、世界保健機関はCOVAXで使用するためにワクチンを承認した。