(Impax Asset Management Group)
イギリスのロンドンに拠点を置く専門資産管理会社
ロンドン、ニューヨーク、ポーツマス、ポートランド、香港に拠点を置く。
運用資産 344億ポンド(2021年6月30日現在)
インパックス・アセット・マネジメント・グループは、国際金融公社の支援を受けて、
インパックス・アセット・マネジメント・グループは、国際金融公社の支援を受けて、
資源不足の軽減
につながる可能性のある企業に投資するために1998年に設立された。
さまざまな評論家が、同社の環境問題への取り組みに言及している。
2017年9月18日、同グループは
パックス・ワールド・マネジメントLLC
の100%を買収する契約を締結したと発表した。
買収は2018年1月18日に完了した。
2018年12月、同社は
ブレグジット(英国の欧州連合離脱)
の後の顧客に対応するためダブリンに事業所を開設すると発表した。
2018年5月に株主の23.7%がEYの監査法人としての再任に反対票を投じた。
その後 、同社は2018年12月に投資協会から監査法人としてのEYの独立性の欠如を理由に批判された。
同社は、再生可能エネルギー、水、廃棄物管理などの環境に焦点を当てた株式投資を、2002年に設立されたImpax Environmental Marketsを含むさまざまなファンドを通じて管理している。
Impax New Energy Investorsは、 2006年8月にクローズした1億2500万ユーロのファンドである。
Impax New Energy Investors IIは、2011年8月にクローズした3億3000万ユーロのファンドである。
また、 BNPパリバを含む第三者に代わって上場株式ファンドを管理している。
同社の運用資産は2020年9月30日時点で202億ポンドであった。
しかし、太陽光・風力産業の開発業者に悪影響を与えてきたリスクに依然としてさらされている。
ニューヨークタイムズによると、インパックス・アセット・マネジメント・グループの調査では、クリーンエネルギーに投資するほど気候変動を懸念している投資家は3分の1に過ぎず、これらの投資家はそうしないことのリスクを明らかに認識していないことが示唆されている。
そのため同社は、環境リスクへのエクスポージャーが適切に評価されるように、企業に資産の所在地を開示するよう強制するよう米国証券取引委員会に働きかけている。
同社が支援する事業には
牛のげっぷによって放出されるメタン
を減らす食品添加物を発明したオランダの化学会社
が含まれるなど、いくつかの珍しい投資を行っている。
同社の最大機関投資家の一つであるBNPパリバは、同社株式の28%を保有していた。
その後、2020年11月に保有株式の40%以上を売却した。