ニューヨーク金相場はスポット価格が2週間ぶりの高値を付けた。
中国人民銀行(中央銀行)が7カ月ぶりに
金の備蓄
を拡大したことが買い材料になったほか、中東を巡る懸念で逃避需要も高まった。
中国人民銀行(中央銀行)が7カ月ぶりに
金の備蓄
を拡大したことが買い材料になったほか、中東を巡る懸念で逃避需要も高まった。
中国人民銀は半年間停止していた金購入を再開し、11月に16万トロイオンス購入したと7日に明らかにした。
同中銀は2022年終盤以降、金の主要な買い手となってきた。
同中銀は2022年終盤以降、金の主要な買い手となってきた。
人民銀の購入再開は、金が最高値付近で推移する中でも、同中銀が準備資産の多様化と通貨安警戒に依然注力していることを示している。
ただし、購入規模は約5トンと、今年の月間購入量に比べると相対的に小さい。
ただし、購入規模は約5トンと、今年の月間購入量に比べると相対的に小さい。
同中銀が発表する購入規模の正確性についても、市場は懐疑的に受け止める傾向がある。
ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は
1オンス=2685.80ドル
と前営業日比+26.20ドル(1%)上昇して引けた。
ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は
1オンス=2685.80ドル
と前営業日比+26.20ドル(1%)上昇して引けた。