イランが世界的にも極めて厳しいインターネット規制を緩和し始めることで、国民の不満を抑えようとして
通信アプリ「ワッツアップ」
アプリストア「グーグルプレイ」
の解禁を決めた。
アプリストア「グーグルプレイ」
の解禁を決めた。
国営イラン通信(IRNA)は、「広く使用されている特定の海外プラットフォーム」の遮断解除をサイバースペース最高評議会が24日に承認したと報じた。
最初に解禁が決まったワッツアップとグーグルプレイが、実際にいつ利用できるようになるのかは不明だ。
最初に解禁が決まったワッツアップとグーグルプレイが、実際にいつ利用できるようになるのかは不明だ。
なお、24日の決定は7月の大統領選に当選した際にインターネットに対する国民の自由度を高めると表明した改革派の
ペゼシュキアン大統領
が出席した評議会会合で全会一致でなされた。
ペゼシュキアン大統領
が出席した評議会会合で全会一致でなされた。
イランでは2009年の大統領選で不正の疑いが浮上した。
当時のアハマディネジャド大統領再選に反対する抗議運動を受け、当局は「フェイスブック」「ツイッター(現X)」「ユーチューブ」などのソーシャルメディアを禁止または制限した。
こうしたメディアが
抗議活動を助長
反体制的な考え
をあおっていると主張していた。
こうしたメディアが
抗議活動を助長
反体制的な考え
をあおっていると主張していた。
イラン国民や欧米諸国、国連、政治活動家らは長年にわたり、イラン政府が続けているネット規制を非難してきた。
当局は検閲緩和の方針も示したが、大方の約束は守られず、 むしろこの10年間で検閲は大幅に強化された。
当局は検閲緩和の方針も示したが、大方の約束は守られず、 むしろこの10年間で検閲は大幅に強化された。