米新規失業保険申請件数(12月21日終了週)は
21万9000件(予想 22万3000件)
と前週比1000件減少した。
失業保険の継続受給者数(14日終了週)は191万人に増加し、エコノミスト予想の188万1000人予想を上回り、約3年ぶりの高水準となった。
ただ、前週は186万4000人(速報値187万4000人)に修正された。
失業保険の継続受給者数(14日終了週)は191万人に増加し、エコノミスト予想の188万1000人予想を上回り、約3年ぶりの高水準となった。
ただ、前週は186万4000人(速報値187万4000人)に修正された。
継続受給者が、予想修正との差し引き予想より2万人の増加となり、季節的な需要増加が不発となったようで、失業者が仕事を見つけるまでの期間が長期化していることがあらためて示唆された。
失業保険継続受給者数は
増加基調が継続
しており、失業者の就職難を示す他のデータと整合している。
増加基調が継続
しており、失業者の就職難を示す他のデータと整合している。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は先週、労働市場は依然として「堅調な状態にある」と指摘した。
ただ、米金融政策当局者は悪化の兆しがないか注視している。
3会合連続の利下げを決定した連邦公開市場委員会(FOMC)会合後、労働市場は冷え込みつつあるが懸念を抱かせるような状況ではないと、記者会見で述べた。
ただ、米金融政策当局者は悪化の兆しがないか注視している。
3会合連続の利下げを決定した連邦公開市場委員会(FOMC)会合後、労働市場は冷え込みつつあるが懸念を抱かせるような状況ではないと、記者会見で述べた。
変動の少ない新規失業保険申請の4週移動平均は22万6500件に増加した。
新規失業保険申請件数は季節調整前でも増加している。
州別ではニュージャージーとコネティカット、カリフォルニアの増加が目立ち、フロリダとニューヨーク、ウェストバージニアで減少した。
州別ではニュージャージーとコネティカット、カリフォルニアの増加が目立ち、フロリダとニューヨーク、ウェストバージニアで減少した。