ベンチマーク・ミネラル・インテリジェンス(Benchmark Mineral Intelligence 別名ベンチマーク・ミネラルズ)
2014年に
サイモン・ムーアズ
によって設立され、所有されているロンドンを拠点とする
価格報告機関(PRA)
であり、リチウムイオン電池から電気自動車(EV)サプライチェーンまでの
専門情報プロバイダー
である。
同社の資産は2022年時点で1100万ポンドであった。
ベンチマークミネラルズの価格評価部門は、リチウム、コバルト、グラファイト、ニッケルの原材料価格を定期的に算出している。
2019年8月、同社はリチウム価格について、
アーンスト・アンド・ヤング(EY)
からタイプ1合理的保証として知られる
国際証券監督者機構(IOSCO)
の最高保証を獲得した。
2021年、ベンチマークは、リチウム、コバルト、ニッケル、グラファイトという主要なバッテリー原材料すべてについて、
PwC
からIOSCO認定を取得した。
このような認定がそれぞれ個別に取得されたのは初めてとなる。
同社のリチウムイオン電池メガファクトリー評価では、カソード、アノード、原材料需要、セルフォーマット、エンドユーザーなど、世界中のセル容量の世界的な増加を追跡している。
ベンチマークミネラルズは、自社の専門アナリストが最新のデータ、分析、市場に関する見解を発表するイベントを開催している。
ベンチマークワールドツアーは、業界向けの無料投資セミナーシリーズである。
2015年に8都市で始まった
ベンチマークワールドツアー
は、ニューヨーク、トロント、シドニー、メルボルン、香港、東京、ソウル、ロンドン、フランクフルト、ケープタウンを含む世界15都市にまで成長した。
ベンチマークミネラルズの主要業界イベントは、毎年カリフォルニアで開催されるベンチマークミネラルウィークとして知られている。
カソードカンファレンスとグラファイト&アノードカンファレンスの2つの主要なショーが開催される。
ベンチマークミネラルサミットは毎年5月にワシントンDCで開催される。
この会議には、米国を拠点とするリチウムイオン電池から電気自動車のサプライチェーン、米国政府部門、政策立案者が集う。
ベンチマーク・ミネラル・インテリジェンスは、2017年、2019年、2020年の3回にわたり、米国議会
上院エネルギー天然資源委員会
で証言を行っている。