マツダの米国事業責任者のトム・ドネリー氏は、米国の自動車市場全体が低迷する中で、好調な1年を終えようとしている。
同社の製品ラインアップに
完全電気自動車(EV)
はそもそもないが、この勢いは2025年に入っても続くと予想している。
完全電気自動車(EV)
はそもそもないが、この勢いは2025年に入っても続くと予想している。
ガソリンエンジンのコンパクトクロスオーバーや中型スポーツタイプ多目的車(SUV)の需要に支えられ、24年の米納車台数は16%増の42万台超えになりそうだとインタビューで述べた。
実際にそうなれば、マツダにとって1986年以来の快挙となる。
25年には45万台の販売を目指しているという。
実際にそうなれば、マツダにとって1986年以来の快挙となる。
25年には45万台の販売を目指しているという。
販売台数という点で「おおむね安定推移が続いてきた業界で、当社は事業を成長させている」と発言した。
マツダの主力車種であるコンパクトカーの人気や中型SUVの躍進を理由に挙げた。
マツダの主力車種であるコンパクトカーの人気や中型SUVの躍進を理由に挙げた。
マツダはガソリンと電気の両方を使う人気の市場に慎重に参入してきた。
投入したのはコンパクトクロスオーバー「CX−50」のハイブリッド車、およびプラグイン型SUV「CX−70」と「CX−90」の3車種だ。CX−50のハイブリッドには戦略的パートナーであるトヨタ自動車の技術を採用しており、この3モデルはいずれも評価が分かれている。
投入したのはコンパクトクロスオーバー「CX−50」のハイブリッド車、およびプラグイン型SUV「CX−70」と「CX−90」の3車種だ。CX−50のハイブリッドには戦略的パートナーであるトヨタ自動車の技術を採用しており、この3モデルはいずれも評価が分かれている。
ドネリー氏によれば、マツダはハイブリッド車のラインアップ拡大に向けた新たな自社システムを開発し、2027年までに完全EV車を投入する計画。
米国では短期間の販売に終わったEV車「MX−30」以来となる。
米国では短期間の販売に終わったEV車「MX−30」以来となる。
「完全EV車の普及率は現在10%で、最近の出来事を踏まえれば、それ以上に大きく加速する可能性は低い」と説明した。
「当社は、それが特定の時期までに100%になると大胆に宣言するようなブランドではない」と続けた。
ひとこと
万人受けする車両より、特徴のある車が好まれるのも必要だろう。
「当社は、それが特定の時期までに100%になると大胆に宣言するようなブランドではない」と続けた。
ひとこと
万人受けする車両より、特徴のある車が好まれるのも必要だろう。