NY時間、外国為替市場では米新規失業保険申請件数が8カ月ぶりの低水準となり、労働市場の堅調さが示されたことからドル指数が続伸した。
円はニューヨーク時間の朝方、ドルに対して小高く推移していたが、その後下落して一時0.4%安の1ドル=157円85銭を付けた。
ユーロは対ドルで大幅安となり、一時1.3%安の1ユーロ=1.0226ドルと、2022年11月以来の安値を付けた。
輸出依存度の高い欧州経済が、米国の次期政権が導入すると見込まれる関税で打撃を受けるとの懸念や、欧州中央銀行(ECB)が米金融当局より積極的な利下げを行うとの見方が背景だ。