7日の債券相場は下落が予想される。
米国の長期金利が上昇したことや、この日行われる10年国債入札に向けた売りが重しとなりそうだ。
先物夜間取引で3月物は6日の日中取引終値比4銭安の141円55銭で終えた。
先物夜間取引で3月物は6日の日中取引終値比4銭安の141円55銭で終えた。
6日の米10年国債利回りは4.63%程度と前営業日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。
SMBC日興証券のシニア金利ストラテジスト
奥村任氏
は、債券相場は下げて始まり、10年債入札を終えた後に持ち直すとみていると述べ、入札については、前日の調整が大きくなったとした上で、10年債のキャリー(金利収益)の妙味は高く、無難に消化されると続けた。
は、債券相場は下げて始まり、10年債入札を終えた後に持ち直すとみていると述べ、入札については、前日の調整が大きくなったとした上で、10年債のキャリー(金利収益)の妙味は高く、無難に消化されると続けた。
奥村氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.12−1.14%(6日は1.125%で終了)、先物中心限月3月物は141円40銭−141円70銭(同141円59銭)。