トランプ次期米大統領は7日、デンマークの自治領グリーンランド、カナダ、パナマ運河に対する米国の影響力を強める上で、
軍事的または経済的な強制措置
を講じる可能性を排除しない考えを明かした。
フロリダ州の私邸マールアラーゴで開いた会見での発言だが、独裁者の如き暴走が始まりそうだ。
を講じる可能性を排除しない考えを明かした。
フロリダ州の私邸マールアラーゴで開いた会見での発言だが、独裁者の如き暴走が始まりそうだ。
グリーンランドやパナマ運河の支配権を得たいとの自身の考えを巡り、軍事衝突は念頭にないと明言するかと記者団に問われ、「その確約はしない」とトランプ氏は主張し、軍事行動が引き起こされる可能性を排除していない。
「この2つのいずれについても保証できないが、これだけは言える。経済安全保障の観点からそれらが必要だ」と述べ、経済安全保障で国益となればあらゆる軍事行動を引き起こす用意があるということにもなる。
「この2つのいずれについても保証できないが、これだけは言える。経済安全保障の観点からそれらが必要だ」と述べ、経済安全保障で国益となればあらゆる軍事行動を引き起こす用意があるということにもなる。
グリーンランドについては、デンマークが領有権を放棄するよう、同国に高い関税を課す可能性があると発言するなど脅している。
また、米国の国家安全保障の観点から必要だとして、「自由な世界のためだ。自由な世界を守るためのものだ」と続けた。
また、米国の国家安全保障の観点から必要だとして、「自由な世界のためだ。自由な世界を守るためのものだ」と続けた。
次期大統領による今回の発言は、米国の要求に従わない場合、同盟国に対しても強制的な措置を辞さない構えであることを鮮明にした。
トランプ氏はこれまで
孤立主義的な外交政策
を支持しており、米軍を危険にさらすことは避けたいと述べてきたが、政権を取ってしまえばやりたい放題となりかねない。
実際に軍事衝突に至る可能性は低いとみられるが、トランプ氏による
暗黙の脅し
は長年の関係を損なう恐れがあり、日米安保も紙くずと同じだろう。
トランプ氏はこれまで
孤立主義的な外交政策
を支持しており、米軍を危険にさらすことは避けたいと述べてきたが、政権を取ってしまえばやりたい放題となりかねない。
実際に軍事衝突に至る可能性は低いとみられるが、トランプ氏による
暗黙の脅し
は長年の関係を損なう恐れがあり、日米安保も紙くずと同じだろう。
またカナダを米国の51番目の州にするよう「経済力」を行使すると指摘している。
「われわれは基本的にカナダを守っている。カナダの面倒を見るために、年間数千億ドルを費やしている。貿易赤字で損をしている」と述べたことから、日本や韓国、台湾なども米国の領土化する動きにもなりかねない。
「われわれは基本的にカナダを守っている。カナダの面倒を見るために、年間数千億ドルを費やしている。貿易赤字で損をしている」と述べたことから、日本や韓国、台湾なども米国の領土化する動きにもなりかねない。
また、メキシコについても、米国は貿易面で利用されていると攻撃した。
「メキシコに対しては巨額の赤字を抱えており、多大な支援を行っている。メキシコは実質的に麻薬カルテルによって支配されており、そんなことは許されない」と述べたうえ、さらに詳細には触れず、メキシコを変えるつもりだなどと語った。
「メキシコに対しては巨額の赤字を抱えており、多大な支援を行っている。メキシコは実質的に麻薬カルテルによって支配されており、そんなことは許されない」と述べたうえ、さらに詳細には触れず、メキシコを変えるつもりだなどと語った。