債券トレーダーは、7月より前の米利下げをもはや完全には織り込んでいない。
7日に発表された昨年12月のISM非製造業景況指数と同11月の求人件数がいずれも市場予想を上回ったことが背景にある。
米連邦公開市場委員会(FOMC)による年内の追加利下げ観測が後退し、米国債利回りは上昇した。
利回りはあらゆる年限で上昇し、30年債利回りは5bp余り上げて約1年ぶりの高水準を付けた。
昨年9月下旬時点では、今年3月までの追加利下げが完全に織り込まれていた。
しかし、年前半に利下げが実施されるとの見方はなくなっている。
利回りはあらゆる年限で上昇し、30年債利回りは5bp余り上げて約1年ぶりの高水準を付けた。
昨年9月下旬時点では、今年3月までの追加利下げが完全に織り込まれていた。
しかし、年前半に利下げが実施されるとの見方はなくなっている。