中国の消費者物価が昨年12月も伸び悩んだことが原油相場の上値を抑えた。
これは、需要回復を目指す中国政府にとって後退といえる。最近のドル高により、原油を含むドル建てで取引される商品の魅力が薄れている。
これは、需要回復を目指す中国政府にとって後退といえる。最近のドル高により、原油を含むドル建てで取引される商品の魅力が薄れている。
供給量が需要を上回るのではないかとの懸念もなお残っており、多くの銀行は弱気な見通しを維持しており、スタンダードチャータードは2025年の北海ブレント原油の予測価格をバレル当たり5ドル引き下げ87ドルとし、第1四半期の予測も7ドル引き下げ82ドルとした。