米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、10日に発表された12月の米雇用統計について、労働市場が完全雇用で安定化しつつあることを示唆していると指摘した。
景気過熱の兆候ではないとの考えを示した。
グールズビー氏は、インフレ率が上昇しない限り、金利は今後12−18カ月に「かなり下がる」との予想を維持した。
また、利下げのペースは景気動向次第だと続けた。
また、利下げのペースは景気動向次第だと続けた。
「状況が安定し、インフレ率が上昇することなく2%近辺で推移し、安定かつ完全雇用が伴う場合は、金利は私が中立と見なす水準に下がるべきだ」と話し、「今後12−18カ月には、現行水準よりもかなり下がっているだろう」と続けた。
インフレに関しては、ここ数カ月に進展があったとグールズビー氏は主張した。
2024年初めの物価圧力上昇を主因に、年間の数字は高く見えると話した。
2024年初めの物価圧力上昇を主因に、年間の数字は高く見えると話した。