日本市場では30日、円が上昇した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、円の売り持ち高を解消する動きが出たようだ。
また、日本銀行の氷見野良三副総裁の講演でのタカ派的な発言も警戒され、債券は軟調に推移した。
また、日本銀行の氷見野良三副総裁の講演でのタカ派的な発言も警戒され、債券は軟調に推移した。
円相場は一時1ドル=154円台前半と3営業日ぶりの高値を付けた。
FOMCがタカ派的な金利据え置きになったことは想定内との受け止めで、持ち高調整のドル売り・円買いが優勢だった。
午後3時過ぎに行われた日銀副総裁の講演は予想の範囲内の内容とされ、円は伸び悩む場面もあった。
FOMCがタカ派的な金利据え置きになったことは想定内との受け止めで、持ち高調整のドル売り・円買いが優勢だった。
午後3時過ぎに行われた日銀副総裁の講演は予想の範囲内の内容とされ、円は伸び悩む場面もあった。
氷見野副総裁は都内での講演で、今後の金融政策運営について先行きの経済・物価・金融情勢次第とした上で、日銀の見通しが実現していけば政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくとの見解を改めて示した。