南アフリカ準備銀行(中央銀行)は3会合連続で政策金利を引き下げた。
一方、インフレ見通しに対するリスクは強まったと警告した。
クガニャゴ総裁は30日、ヨハネスブルク北部で開いた記者会見で、金融政策委員会(MPC)が政策金利を0.25ポイント引き下げて7.5%にしたと発表した。
ブルームバーグが調査したエコノミスト20人の予測中央値と一致した。
調査対象のエコノミストのうち、0.5ポイントの利下げ予想が1人だけいた。
ブルームバーグが調査したエコノミスト20人の予測中央値と一致した。
調査対象のエコノミストのうち、0.5ポイントの利下げ予想が1人だけいた。
総裁は「短期的にはインフレは十分に抑制されているようだ」としながらも、中期的な見通しは「通常よりも不確実性が高い。外部環境による重大なリスクがある」と述べた。
「MPCは、会合ごとに決定を下すと強調したい。フォワードガイダンスは提示しない。特定の金利の道筋を事前に約束することもしない」と続けた。
「MPCは、会合ごとに決定を下すと強調したい。フォワードガイダンスは提示しない。特定の金利の道筋を事前に約束することもしない」と続けた。
6人で構成するMPCの判断は分かれ、4人が今回の利下げを支持したが、残りの2人は据え置きに賛成票を投じた。