米国経済の実質国内総生産(GDP 年率)速報値は
前期比+2.3%
と増加し2024年10−12月(第4四半期)に堅調なペースで拡大した。
市場予想は2.6%増だった。
なお、7−9月(第3四半期)は3.1%増だった。
と増加し2024年10−12月(第4四半期)に堅調なペースで拡大した。
市場予想は2.6%増だった。
なお、7−9月(第3四半期)は3.1%増だった。
ボーイングのストライキや在庫縮小は押し下げ要因となったものの、
個人消費が4.2%増加
と強い追い風となった。
個人消費が4.2%増加
と強い追い風となった。
なお、増加率が連続で3%を超えたのは21年下期以来となる。
自動車販売の好調が加速をけん引した。
食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)コア価格指数は2.5%上昇と、市場予想に一致した。
12月のPCEと価格指数は31日に発表される。
12月のPCEと価格指数は31日に発表される。
米経済は著しく減速するとの予想に反して24年も堅調を維持した。
長引くインフレと高い借り入れコストにもかかわらず、個人消費が持ちこたえた。
連邦準備制度理事会(FRB)は前日に終えた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置いた。
GDP統計は、今後の利下げに対してFRBが慎重さを増している姿勢を裏付ける。
長引くインフレと高い借り入れコストにもかかわらず、個人消費が持ちこたえた。
連邦準備制度理事会(FRB)は前日に終えた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置いた。
GDP統計は、今後の利下げに対してFRBが慎重さを増している姿勢を裏付ける。
パウエルFRB議長は経済の力強さも強調した。
GDP統計では基調的な需要の強さを測るインフレ調整後の国内民間最終需要が、3.2%増と堅調だった。
GDP統計では基調的な需要の強さを測るインフレ調整後の国内民間最終需要が、3.2%増と堅調だった。
米経済は2024年通年では2.8%成長。23年は2.9%、22年は2.5%成長だった。
第4四半期の政府支出は前期比年率2.5%増加。国防支出に支えられた前期からは減速した。
トランプ大統領は政府の支援プログラム廃止を公約しており、政府支出はその影響を受ける可能性がある。
トランプ大統領は政府の支援プログラム廃止を公約しており、政府支出はその影響を受ける可能性がある。
ただ、在庫はGDPへのマイナス寄与度が1ポイント近くとなり、23年1−3月以来の大きな足かせとなった。