クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)
は、収益性を改善するために、業績不振部門の閉鎖を検討する可能性があることを明らかにした。
は、収益性を改善するために、業績不振部門の閉鎖を検討する可能性があることを明らかにした。
次期戦略の発表に備えて業務の見直しを進めているゼービング氏は30日記者団に、「平均以下のリターンしか上げられない事業分野に資源を投入している場合は、さらに厳格な介入を行う可能性がある」と述べた。
「投入した資本の一部を再配分すべきか、あるいは、いずれかの事業を諦めて資本をより有効に活用すべきかを検討するつもりだ」と続けた。
ドイツ銀行はまた、管理職の削減と人員削減を今後数年にわたって実施する計画だ。
2024年10−12月(第4四半期)は予想を上回る経費増大が業績を圧迫した。
2024年10−12月(第4四半期)は予想を上回る経費増大が業績を圧迫した。
経費は前年同期から14%増加した。
債券トレーディング収入が第4四半期として過去最高を記録し、投資銀行部門の業績は予想を上回ったものの、税引き前利益は予測に届かなかった。株価は一時5%以上下落した。
債券トレーディング収入が第4四半期として過去最高を記録し、投資銀行部門の業績は予想を上回ったものの、税引き前利益は予測に届かなかった。株価は一時5%以上下落した。
ゼービング氏はアナリストとの電話会議用の準備原稿で「われわれの明確な目標は、より少ない人員で銀行を運営することであり、よりスリムなプラットフォームを目指している」と説明した。
同氏は中期的に80億ユーロ(約1兆3000億円)以上を株主に還元するという公約を実行すべく、コスト管理と成長投資のバランスを取ることを目指している。
近年、投資銀行部門の一部を拡大してきた同氏は、ディールメーキングの停滞によりライバル企業が人員削減に動く中、採用を進めてきた。
ドイツ銀行は30日、「追加投資」により今年のコストを収入の62.5%以下に抑えるという当初の目標を達成できないだろうとし、65%以下という新たな目標を示した。
各事業部門のリーダーには、非効率性を改善させるために、コストベースの管理をより徹底させることが求められる。
同時に「管理職の層と職務を積極的に削減し、チームを統合する」とゼービング氏は説明している。
特に「効率性の十分な改善が見られない分野」に注目が集まることになる。
特に「効率性の十分な改善が見られない分野」に注目が集まることになる。
効率性の改善は、投資家への利益還元と株価上昇を目指すゼービング氏にとって重要な課題だ。
発表によると、ドイツ銀行は今年21億ユーロの株主還元を計画している。
この中には、24年の13億ユーロの配当と、既に規制当局の承認を得ている7億5000万ユーロの自社株買い戻しが含まれる。
この中には、24年の13億ユーロの配当と、既に規制当局の承認を得ている7億5000万ユーロの自社株買い戻しが含まれる。
昨年第4四半期の債券・通貨トレーディング収入は前年同期比26%増と、アナリスト予想の17%増を上回った。
M&A(企業の合併・買収)や株式募集・売り出し、債券発行での助言業務からの収入は71%増加した。同事業への投資が奏功した。
トレーディング部門の業績は、米銀大手とほぼ足並みをそろえた。
ドイツ銀行の米金利事業の回復と、多国籍企業に資金を貸し付ける強力なファイナンス事業の推進が寄与した。
ドイツ銀行の米金利事業の回復と、多国籍企業に資金を貸し付ける強力なファイナンス事業の推進が寄与した。
法人およびプライベートバンクの収入は減少。金利低下と景気低迷が響いた。
不良債権に対する引当金は4億2000万ユーロとなり、ほぼ予想通り。
不良債権に対する引当金は4億2000万ユーロとなり、ほぼ予想通り。


