(Eurizon Capital Eurizon Eurizon Asset Management)
ミラノに本社を置く資産運用会社で、イタリア最大の銀行グループである
インテーザ・サンパオロ
の資産運用部門である。
運用資産規模ではヨーロッパ最大級の資産運用会社の一つとされている。
運用資産 3,920億ユーロ(2022年第2四半期)
親会社 インテーザ・サンパオロ
親会社 インテーザ・サンパオロ
ユーリゾン・キャピタルのルーツは、1983年末に設立された
サンパオロ
の資産運用部門にまで遡ることが出来る。
2005年、サンパオロIMIは保険と資産運用事業を統括する子会社
ユーリゾン・ファイナンシャル・グループ
を設立した。
2006年8月、サンパオロIMIと
バンカ・インテーザ
は合併してイ
インテーザ・サンパオロ
を設立することに合意した。
なお、この間、ユーリゾン・ファイナンシャル・グループの新規株式公開の計画があったが、延期された。
2006年11月1日、サンパオロIMIアセットマネジメントSGRはユーリゾンファイナンシャルグループに統合され、
ユーリゾンキャピタルSGR
に社名を変更した。
2007年4月、ユーライゾン・ファイナンシャル・グループは深圳に拠点を置く中国の資産運用会社である
鵬華基金管理(Penghua Fund Management)
の株式49%を取得した。
合弁会社のもう1つの保有者は50%を保有する
国信証券
である。
2007年6月、ユーリゾン・ファイナンシャル・グループの上場計画は取り下げられ、インテーザ・サンパオロはグループを3つの事業に分割することを決定した。
現在、ユーリゾン・キャピタルのみがユーリゾンのブランド名を保持している。
ユーライゾン・キャピタルは2015年にパリにオフィスを開設した。
その後もクロアチア、フランクフルト、ハンガリー、ルクセンブルク、マドリード、スロバキア、チューリッヒにオフィスを開設し、ヨーロッパでのプレゼンスを拡大し続けている。
2016年7月4日、ユーライゾン・キャピタルは、ロンドンを拠点とし外国為替市場に特化したヘッジファンドである
SLJマクロ・パートナーズLLP
を買収し、
ユーライゾンSLJキャピタル
を設立した。
2018年、ユーライゾン・キャピタルはアジア太平洋地域への事業拡大を決定し、業務をサポートするために香港と中国でより多くのスタッフを雇用し始めた。
2019年12月には、実物資産への投資を目的とした子会社
Eurizon Capital Real Asset SGR
を設立した。
2021年、Poste Italianeは子会社の
Poste Vita
BancoPosta Fondi SGR
を通じて、この子会社の株式の40%を取得した。
2012年以来、アンドレア・ベルトラッティはユーリゾン・キャピタルの会長を務めている。