任天堂は4日、今期(25年3月期)営業利益予想を
2800億円(前期比−47%)
と、従来の3600億円から下方修正した。
これは市場予想(3494億円)をも下回った。
昨年11月に続き、今期業績予想の下方修正は2回目となる。
と、従来の3600億円から下方修正した。
これは市場予想(3494億円)をも下回った。
昨年11月に続き、今期業績予想の下方修正は2回目となる。
今期のスイッチ販売計画は、ハード1100万台(従来1250万台)、ソフト1億5000万本(同1億6000万本)に下方修正した。
また、想定為替レートは1ドル=150円(従来140円)に修正した。
ただ、1ユーロ=155円は据え置いた。
また、想定為替レートは1ドル=150円(従来140円)に修正した。
ただ、1ユーロ=155円は据え置いた。
間もなく発売9年目に突入するスイッチは、後継機「スイッチ2」の詳細発表を4月に控えていることもあり、需要をほぼ埋めたことでハード、ソフトとも販売は鈍化している。
今回の年末商戦でも後継機の存在が意識されたことで買い控えが発生し、既に市場の期待は来期以降に向いている。
今回の年末商戦でも後継機の存在が意識されたことで買い控えが発生し、既に市場の期待は来期以降に向いている。
また足元の業績動向を反映し、配当方針に基づいて昨年11月に1株129円とした年間配当予想を116円に下方修正した。
4日の東京市場で任天堂株は、年内発売が予定される「スイッチ2」の業績への貢献期待などで上場来高値を更新しており、一時前日比4%高の1万580円を付けた後、緩み終値は1万400円だった。