米国経済統計 強い賃金上昇は労働者にとって良いことであり、個人消費にとってポジティブな材料と捉えるべき

　ｅＴｏｒｏ（イートロ）の
　　　ブレット・ケンウェル氏
は、１月の米雇用統計について、「強い賃金上昇は労働者にとって良いことであり、個人消費にとってポジティブな材料と捉えるべきだ。」と指摘した。
　しかし、「ウォール街ではここ数年、賃金上昇率が高まり過ぎるとインフレ率が上昇する可能性があるとして、この指標を注意深く見てきた。」と続けた。
　また、「今回の雇用統計は、主要項目以外の部分では、特に警戒すべきものはない。一部の投資家は、インフレや利下げを巡る影響を懸念しているかもしれないが、誤解するべきではない。」と述べたうえ、「経済や労働市場は悪化するよりも、好調である方が良いに決まっている。株式は穏やかなインフレ状況下で好調になる傾向がある」と語った。