ニューヨーク原油相場は続伸した。
ロシアやカザフスタンをはじめ、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による供給が不透明な中、終値で1週間ぶりの高値となった。
ロシアやカザフスタンをはじめ、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による供給が不透明な中、終値で1週間ぶりの高値となった。
一連の供給懸念が価格を押し上げたほか、重要なテクニカル水準が下値を支えている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、
1バレル=72.25ドル
と前日比+40セント(0.6%)高で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント4月限は0.3%上げて76.04ドルだった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、
1バレル=72.25ドル
と前日比+40セント(0.6%)高で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント4月限は0.3%上げて76.04ドルだった。
OPECプラスは、4月に予定する
段階的な供給引き上げ開始の延期
を検討している。
ウクライナのドローン攻撃により、パイプラインからの石油を受け取る
ロシアの施設が損傷
を受けたことで、カザフの主要パイプラインを通じた
輸出が最大30%減少
する可能性があることが背景にある。
また、主要7カ国(G7)は、ロシア産原油に対する
価格上限の修正
を検討している。
ウクライナ侵攻を続けるロシアの石油収入を減らすことで、
停戦交渉
の進展を後押したい考えという。
段階的な供給引き上げ開始の延期
を検討している。
ウクライナのドローン攻撃により、パイプラインからの石油を受け取る
ロシアの施設が損傷
を受けたことで、カザフの主要パイプラインを通じた
輸出が最大30%減少
する可能性があることが背景にある。
また、主要7カ国(G7)は、ロシア産原油に対する
価格上限の修正
を検討している。
ウクライナ侵攻を続けるロシアの石油収入を減らすことで、
停戦交渉
の進展を後押したい考えという。
なお、原油市場では日量数十万バレルのイラク産原油がキルギスタン経由で戻ってくる可能性も意識されている。
ただ、この原油が輸送されるとみられる港を持つトルコは、原油フローの再開についてまだ聞いていないと明らかにした。
ただ、この原油が輸送されるとみられる港を持つトルコは、原油フローの再開についてまだ聞いていないと明らかにした。