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2025年03月22日

トランプ氏勝利以来の不透明感が重しとなり、投機筋がドルショートに転じた

 外国為替市場では、ドナルド・トランプ氏が昨年の大統領選に勝利して以来初めて、投機筋がドルに対して弱気な姿勢に転じた。
 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータ(3月18日終了週)によると、ヘッジファンドなど投機筋によるドルショートが
   9億3200万ドル(約1390億円)規模
に達した。
 ドルロングのポジションが340億ドル規模に上っていた1月中旬からは劇的な変化だ。
 トランプ氏の政策や米経済に対する疑問が、ドルの見通しを損なっている兆候が改めて浮き彫りになった。
 アムンディの債券・為替戦略ディレクター
   パレシュ・ウパダヤ氏
は「トランプトレードに対する見方は完全にひっくり返った」と指摘した。
 また、「混乱を招くトランプ氏の政策運営が不確実性をもたらしている」とし、トランプ氏の政策が「経済やインフレ、金融政策に与える影響に関して、市場の見方は景気刺激的から景気縮小的へと変化した」と続けた。
 ウォール街では2025年のドル相場について、少なくとも上期はドル高になるとの予想が多かった。
 トランプ大統領の政策見通しに加え、米利下げ回数が限定的になるとの見方が背景にあった。
 だが、足元では米経済の先行きに対する不安から、2026年1月までに3回の利下げが行われるとの観測が強まっている。
  
   
posted by まねきねこ at 16:03 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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