ウクライナでの戦争終結を目指し、米国とロシアの当局者が24日、サウジアラビアの首都リヤドで協議に入った。
前日には米当局者はウクライナ側の代表者と交渉した。
ロシア国営タス通信によると、ロシアの代表団は24日にリヤドの協議会場に到着した。
米国との協議は非公開となっている。
ロシア側はカラシン上院国際問題委員長、ベセダ連邦保安局(FSB)長官顧問らが出席しているという。
米国との協議は非公開となっている。
ロシア側はカラシン上院国際問題委員長、ベセダ連邦保安局(FSB)長官顧問らが出席しているという。
タスがロシア大統領府のペスコフ報道官を引用したところによれば
黒海の貿易および航行の安全性
が米ロ協議の主要議題という。
ペスコフ氏は戦争終結への願いは米ロ共通だが、双方には依然として解決すべき
多くの技術的問題
が残っていると述べた。
黒海の貿易および航行の安全性
が米ロ協議の主要議題という。
ペスコフ氏は戦争終結への願いは米ロ共通だが、双方には依然として解決すべき
多くの技術的問題
が残っていると述べた。
なお、ウクライナ代表団のウメロフ国防相は23日、米国との協議について、エネルギーを含む重要な論点に対応する「生産的で的を絞った」話し合いだったとソーシャルメディアへの投稿で評価した。
ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)は23日放送のCBSニュースの番組「フェース・ザ・ネーション」で、テクニカルチームの協議では、
黒海における海上停戦の可能性
が焦点になるだろうと説明していた。
黒海における海上停戦の可能性
が焦点になるだろうと説明していた。
ひとこと
ロシア軍の兵站線の維持において、海上輸送がドローン攻撃により大きく制限させられているロシアが、黒海における海上停戦が実施できれば、ロシア軍のウクライナ振興地域への軍事物資等の供給が可能となり、戦闘再会ではロシア軍が有利となるだろう。
ロシア軍の手足を自由に指せる停戦はその後の被害をより大きくしかねないことにも繋がっていくリスクがあり、そうしたリスクを取り除くシステムが合意条件として作れても守らせることがや確認が出来るのかどうかだろう。