ニーナ・リボブナ・フルシチョワ(Нина Львовна Хрущёва Nina Lwowna Khrushcheva)
1964年8月1日生まれ
ソビエト連邦生まれの国際関係学者である。
アメリカ合衆国・ニューヨークのニュースクール大学で国際関係担当教授を務めている。
また、プロジェクト・シンジケートのコントリビューティング・エディターである。
フルシチョワは1964年8月1日にソビエト連邦・モスクワで父はレフ・ペトロフ、母はユリア・フルシチョワの娘
ニーナ・ペトロワ
として生まれた。
母ユリアはソビエト連邦第一書記
ニキータ・フルシチョフ
の息子
レオニード・フルシチョフ
の娘である。
1943年、ユリアが2歳のときにレオニードが戦死した。
祖父ニキータはユリアを養子とした。
よって、ニーナは血縁的にはニキータ・フルシチョフの曾孫であるが、法的には孫である。
ニーナの父のレフ・ペトロフは1970年に47歳で死去した。
1987年にモスクワ大学でロシア語の学位を取得し、1998年にプリンストン大学で比較文学の博士号を取得した。
2002年からコロンビア大学国際公共政策大学院の非常勤アシスタント・プロフェッサーを務めた。
2004年からニュースクール大学で国際関係担当教授を務めている。
ワールド・ポリシー・インスティテュートのロシア・プロジェクトを指揮し、プロジェクト・シンジケートのロシア・コラムなど、長年寄稿している。
その他、『ニューズウィーク』、『ニューヨーク・タイムズ』、『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『フィナンシャル・タイムズ』などにも寄稿している。
プリンストン高等研究所の歴史研究大学院で2年間研究員を務めた。
その後、ニューヨーク大学スクール・オブ・ローで"East European Constitutional Review"の副編集長を務めた。
シンクタンク・外交問題評議会のメンバーである。
著書に
"Imagining Nabokov: Russia Between Art and Politics"(2008年)
"The Lost Khrushchev: A Journey into the Gulag of the Russian Mind"(2014年)
があり、共著に
"In Putin's Footsteps: Searching for the Soul of an Empire Across Russia's Eleven Time Zones"(2019年)
がある。
2022年3月、ロシアのウクライナ侵攻に対してウラジーミル・プーチンを
「私の祖父ならばプーチンの行為を『卑劣』と感じただろう」
と述べ批判した。
同年10月、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』を引喩して、「プーチンのロシアでは、戦争は平和である。屈従は自由である。無知は力である。主権国家の領土の違法な併合は植民地主義との戦いである」と述べた。


