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2025年07月17日

円安状況にある日本企業の「逆サムライ債」にバンカーが熱い視線で世界市場を席巻

 バンカーや投資家が目をこらして見つめる世界のクレジット市場に
   新たな潮流
が押し寄せそうだ。
 国外市場で資金を調達する日本企業が発行するサムライ債券だ。
 金利より、円高への流れを意識したもので、円安で費用のかからないサムライ債券は魅力的というのは当然で国内の存在感が強いNTTと日産にソフトバンクグループを加えた最近の3メガ起債案件は、合計で260億ドル(約3兆8700億円)を上回り、1280億ドルを超える注文を集めた。
 NTTの起債は米市場全体でも今年2番目の大きさだ。
 次に予定されているのは半導体の
   キオクシアホールディングス
で、初の社債をドル建てで発行する。
 同社は発行規模を22億ドルに上積みしており、一連の超大型案件が、こうしたムードを決定付けた。
 背景には歴史的な変化がある。日本の巨大な債券市場はかつて静かな資金プールだった。
 今では資金調達を目指す企業にとって予測困難な存在となっており、リスクと裏腹の投資妙味がましている。
 円安を目論んだ異次元の金融政策のため、無理やり円を安値誘導し低金利を維持してきた日本銀行が抑え込んでいた国債利回りは、ここに来て急伸している。
 参院選を控えた財政拡大への懸念が利回りを押し上げている。
 非金融の日本企業によるユーロ建ておよびドル建てでの起債は、今年すでに過去最大に達した。
 モルガン・スタンレーのロンドン在勤バンカーはこれを「リバースサムライ(逆サムライ債)」と名付けた。
 日本企業が国外で資金を調達しようとするのは、国内市場の変動が大き過ぎ、金利が上昇しているためだ。
 ドルとユーロの投資家の間ではクレジットへの強い需要が見られ、資本プールも深くて安定しており、為替が円安であり、投資家としても利益を生み出しやすい背景が追い風だ。
  
   
posted by まねきねこ at 09:18 | 愛知 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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