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2025年08月01日

トランプ米大統領が金利据え置き巡りパウエルFRB議長を再び非難

 米連邦公開市場委員会(FOMC)は29−30日の定例会合で利下げを見送ったことを受け、トランプ米大統領は7月31日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に「ジェローム“遅過ぎ”パウエルがまたやった!!!彼はFRB議長であるには遅過ぎるし、実のところ怒り過ぎで、愚か過ぎで、さらに政治的過ぎる」とFRBの金利据え置きの判断を激しく非難し、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長への批判を再開した。
 両者のつかの間の「停戦」は終わりを迎えた。
 パウエル氏は30日の記者会見で、トランプ政権の関税措置による経済への影響をめぐる不確実性が続いていることを踏まえ、FRBは当面「適切な立ち位置にある」との見解を強調した。
 9月の利下げ観測をやや抑える一方で、その可能性を完全には排除しないという慎重なバランスを取った発言だ。
 トランプ氏は、多額の工費が問題となっているFRB本部建物の改修プロジェクトについても、パウエル氏を非難した。
 わずか1週間前、トランプ氏は現地を視察し、いくぶん懸念を和らげるような発言をしていた。
 また、FRBの高金利政策が、政府の利払い負担を押し上げているという従来の主張も繰り返した。
 投稿でトランプ氏は「彼はこの国に数兆ドルの損失をもたらしている。それに加え、この改修工事は建築史上最も無能か、あるいは腐敗したプロジェクトの1つだ!」と述べ、「別の言い方をすれば、遅過ぎパウエルは完全な敗者であり、その代償をこの国が支払っている!」とこき下ろした。
 ベッセント財務長官は31日、米CNBCに、パウエル氏の後任について「非常に良い候補者リストを作成中だ。年末までには発表できると思う」と述べた。
 制度上、パウエル氏は議長任期終了後も理事として2年間とどまることが可能だが、ベッセント氏は「議長経験者がそのまま理事として残るのは極めて異例だ」と指摘し、違和感を市場にもたらした。
 ベッセント氏は、今回のFOMCで2人の反対票が出たことや、来年初めにFRBで2つの理事ポストが空席になる予定であることにも触れ、「理事会内にはすでに分裂があるようだ。つまり、あと2人の投票者が加わることになる。われわれは、理事会の過半数を確保することになる」と述べた。
 トランプの工作で利下げを支持する人々が多数派になる可能性を示唆しており、米国経済がスタグフレーションに突入する可能性を強め続けている。
 
    
posted by まねきねこ at 19:00 | 愛知 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 市場散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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