債券投資家の間で疑念が強まっていた戦略が、足元で息を吹き返している。過去約1カ月にわたり下落が続いていた米国債相場は1日、朝方発表された7月米雇用統計が予想以上に弱い数字となったことを受けて急伸した。
同統計では、過去2カ月の非農業部門雇用者数が計25万8000人という大幅な下方修正となったこともあり、市場では利下げ観測が強まった。金利先物市場では9月利下げの確率を84%と織り込み、年内に少なくとも2回の利下げが行われるとの見方が広がっている。
雇用統計ショックは債券相場全体を押し上げたが、とりわけ動きが大きかったのは短期債だった。
政策金利動向に敏感な2年債の利回りは25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下した。
これにより、短期債と長期債の利回り格差が拡大し、イールドカーブのスティープ化に賭けていた投資家に利益をもたらした。
この戦略は4月以降ほぼ低迷が続き、7月の大半では損失を抱える「ペイントレード(痛みを伴う取引)」となったことで、多くの投資家が手仕舞いに動いていた。
そうした中でもスティープ化を見込んだ取引を続けていた投資家にとって、1日の相場は自らの判断を裏付ける結果となった。
政策金利動向に敏感な2年債の利回りは25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下した。
これにより、短期債と長期債の利回り格差が拡大し、イールドカーブのスティープ化に賭けていた投資家に利益をもたらした。
この戦略は4月以降ほぼ低迷が続き、7月の大半では損失を抱える「ペイントレード(痛みを伴う取引)」となったことで、多くの投資家が手仕舞いに動いていた。
そうした中でもスティープ化を見込んだ取引を続けていた投資家にとって、1日の相場は自らの判断を裏付ける結果となった。


