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2025年08月07日

英銀スタンチャートCEOが気候団体脱退の銀行は「恥ずべきだ」と一喝

 英銀スタンダードチャータード(スタンチャート)の
   ビル・ウィンターズ最高経営責任者(CEO)
は、銀行業界の主要気候変動対策グループ「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」から大手行が相次ぎ脱退している中、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」達成に向けた取り組みを後退させた銀行に対し、「恥ずべきだ」と厳しい言葉を投げかけた。
 ウィンターズCEOの発言は先週、4−6月(第2四半期)決算発表後の記者団との電話会見でコメントした。
 米国ではトランプ氏の大統領返り咲きで気候変動対策に反対する動きが強まり、ウォール街の銀行がNZBA脱退に動いた。
 その後、カナダの銀行も追随している。
 7月にはHSBCホールディングスが英国の銀行として初めてNZBAを離脱している。
 NZBAから脱退した銀行は、低炭素経済に向けた顧客の事業移行を引き続き支援すると表明している。
 同時に、化石燃料に関連する顧客に厳しく対応することによる潜在的な法的リスクを指摘した。
 自行が事業を展開する経済圏がネットゼロ目標に向かっていない限り、達成は現実的ではないとの見方も示した。
 ウィンターズ氏は、世界の一部で気候変動対策に反対する動きがあるにもかかわらず、スタンダードチャータードの顧客はそうした対策に引き続きしっかり取り組んでいると強調してみせた。
 このような状況は「明らかにわれわれのビジネスにとっても好材料だ」と話した。
 NZBAを昨年末以降に離脱した銀行は、
   ゴールドマン・サックス・グループ
   JPモルガン・チェース
   バンク・オブ・アメリカ(BofA)
   モルガン・スタンレ
   シティグループ
   ウェルズ・ファーゴ
   ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)
   など米国、カナダの大手銀行で、欧州の大手行で脱退したのは、HSBCのみだ。
 NZBA加盟を継続する
   ドイツ銀行
は1−6月(上期)の決算資料で、NZBAの取り組みに関連するリスクの高まりを示唆している。
 「英国の銀行が最近脱退したことを受け、NZBA加盟に関連する法的リスクが高まる可能性がある」とする一方、「脱退に伴うレピュテーション(評判)リスクも高まり得る」と指摘している。
  
   
posted by まねきねこ at 10:00 | 愛知 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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