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2025年09月21日

FRBは緩和的過ぎる方向に傾斜、サマーズ氏が「リスクはインフレ」と警告

 サマーズ元米財務長官はブルームバーグテレビジョンで「すべての金融情勢を踏まえると、現時点の政策は一般に見なされているよりもやや緩めだとみている」と述べ、「リスクのバランスは、失業よりもインフレの方にやや傾いている」と語った。
   金融政策が緩和的過ぎる方向に傾いている
との見方を示し、米経済にとって
   最大のリスクは雇用ではなくインフレにある
と強調した。
 サマーズ氏は
 米連邦公開市場委員会(FOMC)は前日、今年初めて政策金利を引き下げた。
 パウエルFRB議長は利下げ決定について、雇用創出の大幅な減速や、労働市場の軟化を示す他のデータがここ数週間で明らかになってきたと述べ、リスクバランスの変化を反映したと説明した。
 サマーズ氏は「この状況で最大のリスクは、2%のインフレ目標とのつながりを失い、インフレ心理が根付いた国になることだ」と述べた。
 さらに「金融政策とその発信という点で、やや緩めの姿勢にあると思う」とした上で、「ただし、あくまで程度の問題だ」と付け加えた。
 FRB理事や地区連銀総裁は17日に公表した最新の経済見通しで、来年のインフレ率予測を引き上げた。FRBが重視する個人消費支出(PCE)価格指数の2025年予想は中央値で3%上昇している。
 来年は2.6%上昇を見込んでおり、6月時点の予想である2.4%から上方修正された。
 サマーズ氏は「もし自分がパウエル議長の立場にいるなら、最も大きな懸念はインフレの側にある」と述べた。
 トランプ大統領やその側近らがFRBに利下げを強く求めていることについては、
   インフレ抑制への信頼性
を保つ必要性を浮き彫りにしているとの見方を示した。
 今回の利下げについては「政治的圧力に基づいて実施されたとは思わない」と述べた上で、「しかし、こうした局面では
   細心の注意を払って対応する必要
があると思う。ただ、私が望んでいたほどには、
   十分に配慮しているとは言い難い
かもしれない」と語った。
 企業がより長期的な計画や投資に時間をかけられるよう、
   四半期決算報告廃止
を主張するトランプ大統領の提案についても、サマーズ氏は批判した。
 大統領は6カ月ごとの報告制度に移行すれば「コストが節減され、経営陣は適切な会社運営に専念できるようになる」と述べている。
 サマーズ氏は「まずい考えだ。そんな案に出番が来るべきではない」と切り捨てた。
 米国には
   世界で最も成功した資本市場
があり、他国より一貫して
   株価収益率(PER)
が高いのは、「規制や報告制度の枠組みが整っているからだ」と続けた。
 米国の制度は透明性が高く、投資家は「安心して投資できる」とサマーズ氏は語った。
 その上で、企業はすでに長期的な構想に向けて資金を調達できており、利益もなく、場合によってはキャッシュフローも事業計画すらない企業でさえ資金を得ていると指摘した。
 サマーズ氏は「誠実で公正な市場の理念は、内部者と外部の投資家との
   情報格差
を縮めることにあった」と述べ、「今回の提案は、まさにその理念に逆行する」と批判した。
    
 
ひとこと
 情報格差が貧富の差を生じさせてきた現実をトランプは理解すらしていないようだ。
 
    
posted by まねきねこ at 12:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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