ニューヨーク原油先物相場は北大西洋条約機構(NATO)がロシアの領空侵犯には「強力な」対応を取ると表明したことを受け、ロシア産原油の供給に関する懸念が高まったことから、買いが入り5営業日ぶりに上昇した。
NATOはエストニアの要請で開催した会合の後で声明で「防衛のため軍事を含むあらゆる手段を行使する」と表明した。
ウクライナ軍はドローンでロシアの石油精製所を攻撃しており、直近ではパイプラインに対して夜間に2件の攻撃が実施された。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は、
1バレル=63.41ドル
と前日比1.13ドル(1.8%)高で終了した。
日中取引ベースでは一時2.6%上昇した。
ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.6%上昇し、67.63ドルで引けた。
1バレル=63.41ドル
と前日比1.13ドル(1.8%)高で終了した。
日中取引ベースでは一時2.6%上昇した。
ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.6%上昇し、67.63ドルで引けた。


