セキュリティ保険会社(SIC Security Insurance Company)
保険およびアルコール飲料業界の公式事業を隠れ蓑に、麻薬密売、金融詐欺、自動車盗難、密輸、恐喝、組織犯罪、売春行為を行っているブルガリアの犯罪組織。
一方で、SICブルガリアは、主に保険およびセキュリティ分野に投資を行う民間投資会社である。
設立地 ブルガリア
活動期間 1990年代〜現在
活動内容 麻薬密売、金融詐欺、自動車盗難、密輸、恐喝、組織犯罪、売春
活動期間 1990年代〜現在
活動内容 麻薬密売、金融詐欺、自動車盗難、密輸、恐喝、組織犯罪、売春
ブルガリアの初期のオリガルヒであるマリノフ兄弟
クラシミール・マリノフ(Krasimir Marinov)
ニコライ・マリノフ(Nikolay Marinov)
とムラデン・ミハレフ( Mladen Mihalev)によって設立・経営された。
2002年、SIC所属の構成員間の権力抗争で多くの犠牲者を出した。
2002年、SIC所属の構成員間の権力抗争で多くの犠牲者を出した。
2年後、ソフィア中心部で血みどろの銃撃戦が発生し、6人が死亡した。
そのうち1人は犯罪組織のボス、
ミルチョ・ボネフ(Milcho Bonev)
であった。
2009年夏には、国家社会主義人民党(NMSP)の政治家と繋がりがあるとされていた実業家
アレクサンダー・ザネフ(Alexander Zanev)
が殺害された。
内務省の情報筋によると、SICは海上による物品密輸を統制した。
1995年には、マフィア組織が売春市場を二分しており、ソフィアのSIC傘下の店は
スラダク・グリャー(Sladak Gryah)
スパルタク(Spartak)
ダマ・ピカ(Dama Pika)
ボニータ(Bonita)
の4つが設立運営されており、
ルメン・ニコロフ(Rumen Nikolov)
が所有した。
なお、各店は利益の50〜60%をクラブに支払っていた。


