市場散歩   注目銘柄   One Milestone   証券会社

2025年10月05日

イスラエルがハマスとの協議を開始、トランプ氏は迅速な行動を要求

 イスラエル軍は4日、パレスチナ自治区ガザでの攻撃の手を一時的に緩めた。
 イスラム組織ハマスは前日、20項目からなるガザ和平案への回答として人質全員を解放すると表明した。
 和平案への合意を迫っていたトランプ氏はハマスの対応を前向きに評価した。
 イスラエル首相府は声明で「人質全員の即時解放に向けたトランプ氏の計画の第1段階を直ちに実施する準備を進めている」と説明した。
 トランプ氏は4日、イスラエルがガザでの「爆撃を一時停止した」とし、ハマス側が「迅速に動かなければ、すべては無効になる」とソーシャルメディアに投稿した。
 この事情に詳しいイスラエル当局者によると、第三者を介した同国とハマスとの協議は5日に始まる見通し。20項目計画の一部について協議したいとするハマスの表明を受けた動きだ。
 当局者は、人質解放が協議の結果に左右されるかどうかについては言及を避けた。
 ホワイトハウス当局者は、トランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏とウィトコフ中東担当特使が和平交渉の最終調整のため、4日にエジプトへ向かったと述べた。
 これについてはアクシオスが先に報じていた。
 ハマスは3日、2023年にイスラエルを攻撃した際に拘束した人質全員を解放することに同意したと発表した。
 ただ、トランプ氏が提示した和平計画20項目のそれ以外については、今後交渉が必要になるとの姿勢を示した。
 また、人質解放は「必要な現地の条件が整うことが前提」としており、焦点はイスラエル側の対応に移った格好だ。
 イスラエルはこれまで、人質全員を解放し、ハマスを壊滅させるまで軍事作戦を継続すると宣言してきた。
 匿名を条件にメディアの取材で語ったイスラエル当局者によれば、ガザ地区のおよそ8割を掌握するイスラエル軍は防衛態勢を取っていると明かした。
 パレスチナ人の目撃者によると、戦闘はおおむね沈静化しているが、それでも、イスラエル軍の攻勢が数週間にわたり続くガザ市では、砲撃がなお続いていると明かした。
 ハマスが運営するガザの保健省は、これまでに6万6千人を超える住民が死亡したとしている。
 紛争はガザを荒廃させ、人道危機を引き起こしており、国連の支援機関は飢饉が発生したと宣言した。
 イスラエル軍もこれまでに450人余りの兵士をガザで失っている。
 ただ、戦闘の終結はなお不透明な状況だ。

  
ひとこと
 和平への道はネタニア付自身の政治汚職に対するデモがイスラエルで繰り返されてきた現実を再び表に出してしまうことになり、ネタニアフ政権がすんなりと受け入れるとしても、意図的に破綻工作を目論む可能性がある。
 そもそも、民族浄化を目論むネタニアフらの政治思考がテロを繰り返して建国したイスラエルという国家の成り立ちや内部に組み込まれた要人らの利権構造が岩盤では問題の繰り返しが起きるだろう。
  
   
posted by まねきねこ at 02:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック