英仏首脳がトランプ氏とエジプト大統領共催の中東和平サミット出席へ

　スターマー英首相とフランスのマクロン大統領は13日に

　　　パレスチナ自治区ガザの和平計画
に署名する式典に出席するためエジプトを訪問する。

　英首相府の発表によると、スターマー氏は、和平サミットが開催される紅海沿岸都市シャルムエルシェイクに向かう予定だ。
　なお、フランス大統領府の当局者もマクロン氏の訪問計画を確認した。 

　エジプト政府は11日、同国のシシ大統領がトランプ米大統領とともに13日午後に和平サミットを共同主催すると発表した。
　数万人が死亡し中東を不安定化させた2年に及ぶガザでの戦闘を終わらせることが目的。
　欧州や中東の首脳も出席する見通し。

　ホワイトハウスが発表したスケジュールによると、トランプ氏はイスラエル国会で現地時間13日午前11時（日本時間同午後5時）に演説を行う予定だ。

　トランプ氏は10日、停戦と人質解放の合意を祝う式典出席のためエジプトに招かれた「世界中の多くの指導者ら」と会うと述べた。
　イスラエルとイスラム組織ハマスとの間で成立したこの合意は、米国、エジプト、カタール、トルコが仲介した交渉の末にまとまったもので、トランプ氏が先週発表した20項目の和平案に基づく。