市場散歩   注目銘柄   One Milestone   証券会社

2025年10月15日

JPモルガンCEOが信用市場に「1匹のゴキブリ見たら他にも」と警鐘

 米自動車金融の
   トライカラー・ホールディングス
と自動車部品メーカーの
   ファースト・ブランズ・グループ
の相次ぐ経営破綻で市場には動揺が広がるなか、JPモルガン・チェースの
   ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)
は14日、決算発表後のアナリスト向け電話会議で「こうした事態が起きると、私のアンテナが反応する」と発言し、「言うべきではないかもしれないが、ゴキブリを1匹見たら、他にもいるものだ。この件については誰もが警戒すべきだ」と続け、投資家を安心させる言葉は聞かれなかった。
 サブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローンを提供していたトライカラーに続いて部品メーカーのファースト・ブランズも破綻したことで、信用市場には衝撃が広がった。
 ダイモン氏は、景気が悪化に向かった場合、通常よりも大きな痛みが生じる可能性があると指摘、「景気が下向く局面では、特定の分野で通常よりも大きな信用損失が発生することを懸念する」と述べ、「BDC(事業開発会社)や上場しているプライベートクレジットファンドの状況を自分で調べてみるといい」と続けた。
  
 
ひとこと
 AI投資などという、さも先進的な手法とも言いたげな広告宣伝が繰り返してながす不動産投資信託などがあるが、実際に目論見書に記載されていr家賃の価格で入所者を集めれるかどうかに疑問を持つことも重要となるだろう。
 日本の機関投資家が円安時に米国の資産を買い漁る姿は異様であり、利益を追求する姿勢が欠落しており何を目論んでいるのか胡散臭い。
 そもそも、株主として企業内部に留保されている資金を配当金として吐き出させる要求すらしないのが利益相反であり問題だろう。
    
   
posted by まねきねこ at 08:03 | 愛知 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | onemile stone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック