米ミネソタ州ミネアポリスで女性が
移民・税関捜査局(ICE)職員
に射殺された事件から4日目の10日、数千人が抗議のデモ行進を行い、射殺現場に向かった。
トランプ政権の移民取り締まり強化を巡る政治的分断が浮き彫りになった。
デモ参加者らはシュプレヒコールを上げ、プラカードを掲げて、12月初旬以降、ミネアポリス市内各所で活動するICE職員に抗議した。
この日、ニューヨークやワシントンでもトランプ政権の移民政策に抗議する小規模な集会が開かれた。
ICE職員による
レネ・ニコール・グッドさん射殺事件
の正当性を巡り、全米で激しい議論が巻き起こっている。
トランプ政権や、発砲したICE職員の支持者は、緊迫した状況下でグッドさんの車が前進したことから、正当防衛だったと主張した。
ノーム米国土安全保障長官は、職員は「訓練に従って行動した」と擁護した。
一方、ミネソタ州当局者や法執行専門家、人権団体などの批判派は、映像や目撃証言は
差し迫った危険を示していない
として、発砲は正当化できないとしている。
ウォルズ知事を含むミネソタ州の指導者らは、連邦政府が州当局を捜査に加えていないため、捜査の公平性について疑問を呈した。
こうした責任を巡る立場の対立が抗議行動をエスカレートさせており、トランプ政権の
強硬な移民執行
に対する懸念は一段と高まっている。
ひとこと
州の権限を力で抑え込もうとするトランプの動きのひとつだろう。


