日本は過去のインフレとも異なる状況にある。インフレに関する研究で知られる東京大学の渡辺努名誉教授は「今回のように内在的に価格が上がり続ける局面は非常に珍しい」と指摘している。
渡辺氏によれば、23年ごろからのインフレは物価と賃金がともに上昇しながら進行してきた。
また、24年に始まった
コメの高騰
は輸入量の影響などないものであり、農政の失策が天候不順との相乗作用が起きた国内要因だろう。
これらの点で、海外から波及して一過性で終わってきた従来のケースとは異なっている。
これまで日本の消費者は値上げに対する拒絶反応が強かったが、近年続く物価高はこうした心理に変化をもたらしていると渡辺氏は指摘した。
内閣府の消費動向調査によれば、22年ごろから、1年後の物価について「上昇する」と答えた人が9割を超え続けている。
日頃から目にする食料品価格はインフレの実感を高めやすく、今後も値上がりが続くという予想にも影響する。
「価格は上がるものだ」と受け止めて値上げに耐える一方、賃上げによって購買力を維持しようとする意識は広がりつつある。
また、企業にとっては、付加価値の高い商品をより高価格で売り出しやすくなった。安値競争に巻き込まれない価格決定力を維持できるか。そのためには生産性やイノベーションの向上が欠かせない。ようやく動き始めた物価が、企業活動にも変化を促していると指摘する。
日銀は1月の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で、生鮮食品を除くCPIはコメなど食料品価格の上昇が衰え、政府の経済対策も加わって26年前半に2%を下回る水準までプラス幅を縮小すると予測した。
一方、関税が企業収益に与える影響が長引き、企業がコスト削減を重視することで賃金上昇が抑制される可能性をリスクに挙げた。
物価と賃金が作用し合い、双方が緩やかに上昇していく好循環をいかに維持できるかが日本経済の課題となっている。
ひとこと
数字のみで判断するだけでは金融政策などうまくイカないのは常識だろう。
経済に関わる問題の多くが人の心理のゆらぎが強く反映することすら日銀は理解できていないようだ。
経済クラッシュなどの多くが経済統計より人の心理に関係して起こっている状況を見てすらいない学者馬鹿の集団が金融政策を弄ぶ現状がそもそも問題の元凶であり、首の末変えを早急にしない限り無理だろう。
国民の生活に害のある外国人観光客の増加を目論む政策は止めるべきだ。
posted by まねきねこ at 08:08
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