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2022年08月27日

ロシアが大幅な割引価格でアジア数カ国に石油長期供給契約を打診


 米国が
   ロシア産石油
の販売価格に上限を設定する計画の実現に向け、働き掛けを続けていることからロシアはアジア数カ国に、大幅な割引価格での石油長期供給契約について打診していることを西側当局者が明らかにした。

 微妙な問題であることから匿名を条件に語ったもの。

 ロシアはアジアの複数の買い手に対して最大30%の割引価格を提案した。
 猶予期間中の欧州連合(EU)のロシア産石油に対する制裁に
   特別例外条項
を設けることが主要7カ国(G7)で議論されている。

 ロシアがこの阻止動いている兆候ともいえる。
 
 安価の長期契約を結べば、第三国にとって西側諸国が設定する低い価格でのロシア産原油購入が比較的容易になる可能性がある。


 また、現在のところ欧州に販売している原油の代替となる買い手を長期的に確保したい狙いがロシアにもある。

  
 インドネシアのサンディアガ観光相は先週末、ロシアが「国際市場価格よりも約30%安い価格で」石油を販売すると提案してきたと、インスタグラムに投稿した。
 
 ただ、ジョコ大統領が提案を検討しているものの「相違がある。米国の通商制限にインドネシアが抵触する不安もある」と説明した。

  
 ウクライナ侵攻を巡るEUの第6次制裁では、ロシア産石油の域内輸入や、第三国への輸送に域内企業が保険や金融サービスを提供することが禁じられている。

 この禁止は12月5日に発効する見通し。
 
 なお、米国当局者は現在の枠組みでは石油価格を大きく押し上げ、ロシアを利する結果になると指摘している。
 
 設定価格内で第三国に販売されるロシア産石油を保険・金融サービス提供禁止の対象外とする案が浮上している。

 
ひとこと
 
 ロシアの懐を増やす動きが出ないよう経済制裁を徹底すべきだろう。


posted by まねきねこ at 06:00 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主優待など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

外国中央銀行の市場性証券類保有高(FRB)

 米国連邦準備理事会(FRB)が5日発表した3日時点の外国中央銀行の
   市場性証券類保有高
は3兆2,820億ドル(前週比+70億ドル)に増加した。
 
 
 内訳は財務省証券が2兆9,430億ドル(前週比+90億ドル)、政府機関債が3,006億7,000万ドル(前週比−17億ドル)だった。

 また、連銀が保管する非市場性財務省証券、国際機関債、社債、資産担保証券(ABS)、コマーシャルペーパーの「その他証券」は
   385億9,100万ドル
    (前週比+1億4,200万ドル)
と増加した。



ひとこと
 量的緩和策の縮小懸念から市場が荒れた影響を修正させるべく努力した結果だ。
 
posted by まねきねこ at 06:40 | 愛知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主優待など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

原油先物相場は大幅続伸

 NYMEXのWTI原油先物相場は大幅続伸した。

 予想外の米在庫減少を受けた買いが続き、1バレル当たり90ドルを突破して過去最高値を更新した。

 この先、100ドルに到達する可能性は高く、いつ到達するかが問題となる感じだ。今の市場には弱気材料はまったく見られず資金が流入している。

 米国エネルギー省が24日発表した統計によると、先週の原油在庫は529万バレル減少し、1月以降で最低の3億1660万バレルとなった。

 米国政府の対イラン制裁強化とトルコのクルド人勢力攻撃警告、さらにはドル安も原油価格を押し上げており、弱気筋は霧散してしまったようだ。
  
posted by まねきねこ at 06:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主優待など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

日本、チリの両政府がEPAに署名

 日本、チリの両政府は27日、自動車などの即時関税撤廃などを盛り込んだ経済連携協定(EPA)に署名した。

 日本によるEPAの締結・発効は5カ国目となったが南米諸国とは初めてのこと。
 
 チリへの輸出総額は1040億円(05年)で、自動車が63%を占める。
 一方、輸入総額は5654億円で、銅鉱が38%、モリブデン鉱が17%となっており、銅などで最大の対日供給国であることなど資源の安定的な手立てが確保できる見通しだ。


 EPAでは、両国間の貿易額の92%について関税を10年以内に撤廃する。

 また、チリ産ワインには現在、平均17.6%の関税がかかっているが、12年間で段階的に撤廃する 
 
 
posted by まねきねこ at 06:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主優待など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする