欧州株は12日、上昇。堅調な企業決算が手掛かりとなり前日に続く最高値更新となった。
ストックス欧州600指数は0.7%高で引けた。
なお、自動車、公益関連銘柄が買いを集めた一方、パーソナルケア関連株は下落した。
なお、自動車、公益関連銘柄が買いを集めた一方、パーソナルケア関連株は下落した。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)がまとめたデータでは、決算発表シーズンがほぼ終わる中、MSCI欧州指数構成企業の1株当たり利益(EPS)の成長率が5.7%となり、当初予想されていた横ばいを大きく上回った。
また、欧州債市場ではドイツ債に対するイタリア債、フランス債のスプレッドが縮小した。
米国政府閉鎖が解除されるとの見通しから
リスク志向が高まり
長期債はアウトパフォームした。
米国政府閉鎖が解除されるとの見通しから
リスク志向が高まり
長期債はアウトパフォームした。
イタリア債とドイツ債のスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して74bpと、8月以来の小幅となった。
フランス30年債利回りは5bp低下して4.23%。イタリア30年債利回りも低下した。
フランス30年債利回りは5bp低下して4.23%。イタリア30年債利回りも低下した。
ただ、英国債は英政権内で亀裂が表面化し、政府の予算案公表を26日に控える中で、スターマー首相への圧力が一段と高まり下落した。


