ニューヨーク金スポット価格はFOMCが年内に利下げに踏み切るとの観測が強まり、初の1オンス=2200ドル台に乗せた後、ニューヨーク時間午前には反落した。
金スポット価格は朝方に1.6%上昇し、2220.89ドルを付けた。米金融緩和の見通しが新規の買いを呼び込み、金は2月中旬から約10%上昇した。
急激な金上昇ペースは市場の一部で警戒された。
20日のFOMC声明や予測はそうした強気な見方を後押しする内容と受け止められた。
ここ5週間の相場上昇は
地政学的リスク上昇
や中国をはじめとする中銀の金購入といった
新しくない従前からの要素
にも支えられてきた。
世界最大の産金国中国では、資産価格が急落し株式相場が低迷するなか、資産価値を保持するために金のコインや宝飾品などを買い求める消費者が増えており、市場に流れ込む中国産の金の受け皿となっている。
これまで金相場は数カ月前から2000ドル付近で推移している。
この水準を初めて突破したのは、新型コロナウイルスがパンデミックとなった2020年だった。
実質金利が極端に高いにもかかわらず、金相場が高水準を維持しているのは
特異な現象
であり、リスクを意図的に広がる勢力による底値を支える動きと、時期的にインドの需要増加が重なっているものだ。
高金利は通常、利息を生まない金投資にはマイナスに働く。
なお、日本では日銀の為替政策の影響から為替の円安で金価格は1ドル100円水準から比較すれば単純に5割高い状況で買うことになっている。
ブルームバーグのデータによると、世界最大の金現物上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・シェアーズの金保有額は20日までに4日連続で増加した。
このパターンが続けば、金価格は過去最高値を更新する可能性はある。
金ETFの投資家持ち高は概して、金価格の変動と連動する。新型コロナウイルスのパンデミック当時、ETFが主要な材料となって金は最高値を更新した。しかしそれ以降は金価格とETFなどとの相関性が薄れている。
ニューヨーク時間に金スポット価格は
1オンス=2181.63ドル
と前日比4.76ドル(0.2%)下げていた。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は
1オンス=2206.50ドル
と24.10ドル(1.1%)高く終了した。
posted by まねきねこ at 07:15
| 愛知
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
マーケットの動き
|

|