ユーロ圏諸国は22日の財務相会合(ユーログループ)では5月末で任期が切れる
コンスタンシオ副総裁
の後任について、欧州中央銀行(ECB)の新副総裁探しを開始する。
今のところスペインのみ候補者
デギンドス経済相
を立てると表明している。
これを皮切りに、ECBは正副総裁と理事4人から成る理事会のうち3分の2が今後2年で入れ替わる。
ECB人事は能力のほか、国籍や性別のバランスが重要視される。
デギンドス氏ら南欧出身者が新副総裁に就任すれば、ドラギ総裁の後任は欧州北部の出身者になる可能性が高まる。
欧州域内最大の経済規模を持つドイツの出身者がECB総裁に就いたことはこれまではない。
そのため、ドイツ連邦銀行の
バイトマン総裁
が次期総裁の最有力者とみる関係者は多い。
ユーロ発足時からのメンバーで唯一出身者を理事会に送り込んだことがないアイルランドは、英国の離脱などによる経済的影響を考えれば、恐らく今回の機会を見送り、将来のチャンスを探ることになるとの見方が多いようだ。


