運用資産1兆3000億ドル(約167兆円)のノルウェーの政府系ファンド(SWF)は、ロシアのウクライナ侵攻や中国でのロックダウン(都市封鎖)で市場が動揺したことで2020年以来初めて四半期ベースの損失を発生させた。
なお、同ファンドはSWFとして世界最大規模。
ノルウェー政府は2月27日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて同ファンドからロシア資産を取り除くことを決めた。
しかし、この決定を実行に移す過程でロシア政府が外国人投資家によるロシア株式市場での取引を禁止したため保有資産の売却という問題にぶつかった。
21日の発表によると、ルーブルやロシア株式の大幅下落に伴い1−3月(第1四半期)に740億ドルの損失を計上した。
投資先の大部分を占める株式で5.2%のマイナス、債券でも4.8%のマイナスとなった。
投資先の大部分を占める株式で5.2%のマイナス、債券でも4.8%のマイナスとなった。
トロン・グランデ副最高経営責任者(CEO)は「第1四半期は地政学的な混乱が特に際立っていたうえ、こうした地政学情勢は市場にも影響を及ぼした」と指摘した。
不動産では4.1%のプラスリターンを確保したものの、不動産は運用資産の3%にも満たない。
ひとこと
ロシア軍の撤退合意などがあればもとに戻るだろう。
ただ、時期は不明確であり我慢強く保有し続けるしか無いのかもしれない。


