11月の米大統領選に向けて27日(日本時間28日)に行われた候補者テレビ討論会が終了した。
民主党のバイデン大統領(81)と共和党のトランプ前大統領(78)が、司会者の質問に応じる形で90分間にわたって討論を繰り広げた。
バイデン、トランプ両氏が支持率で拮抗する中、
人工妊娠中絶の是非
不法移民が流入する南部国境の管理策 など
を巡って激しい応酬を繰り広げた。
ABCでテレビは、経済や外交など主要政策に関する新たな発言は出ず、両氏とも「個人攻撃」に終始したと批評した。
2020年の前回大統領選以来、約4年ぶりの直接対決となった。
どちらが大統領にふさわしいかを判断する機会として有権者の関心は高かった。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のまとめによれば、X(旧ツイッター)による討論会同時配信の視聴回数は、妊娠中絶問題に関する部分で61万8千回、移民問題に関する部分で100万回だった。
バイデン氏は、トランプ氏が11月の大統領選で敗北した場合に結果を受け入れるか疑わしいとして
「泣き言をいう人だ」
とトランプ氏をののしった。
また、在任中に最高裁を保守化させたトランプ氏が返り咲けば、全米で人工妊娠中絶が禁止される恐れがあると批判した。
トランプ氏はバイデン氏を「史上最悪の大統領だ」と非難した。
「私の政権の最後の数カ月間、国境は史上最も安全だった」と主張し、バイデン政権の南部国境管理を批判した。ロシアによるウクライナ侵略については「もしプーチンに尊敬される真の米大統領がいれば、プーチンはウクライナに決して侵攻していなかった」と強調した。
また、アフガニスタンに混乱をもたらした駐留米軍の撤収に関して「米史上最大の恥だ」と述べた。
WSJはバイデン氏について「力強さも闘争力もない演説を行った」と批評し、民主党の危惧が的中したとの見方を示した。
他方のトランプ氏に関しては「珍しく冷静さを保っていた」と伝えた。
CBSテレビはバイデン氏の発言ぶりについて「討論会の序盤で答えに詰まることが多かった。声が出なくなっているように聞こえ、風邪と闘っているように見えた」と伝えた。
ひとこと
米国の力の低下を示すものでしかない。
そもそも両者ともに大統領としては器量も能力もないため、ネガティブ選択でしかないだろう。
高齢でもあり副大統領を誰にするかで大きくな投票行動の変化を引き起こすだろう。


