米国債相場は経済統計の悪化から利下げの前倒しを期待する動きが強まり、大幅高となった。
金融政策の変化に最も敏感な2年債利回りは一時、13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、3.46%を付けた。
金利先物市場では、連邦準備制度理事会(FRB)が一段と積極的に動くとの見方が強まっている。
今月の0.25ポイントの利下げは確実視されており、年内残る2回の会合でも同様の利下げが続くとの予想が織り込まれている。今月0.5ポイントの大幅利下げが実施される可能性もわずかに見込まれている。
短期債の上昇が際立つ中、利回り曲線はスティープ化し、5年債と30年債の利回り差は2021年以降で最大に拡大した。
このスティープ化取引は、利下げを見込んだポジションとして人気が高いだけでなく、財政赤字の拡大による長期債への懸念も反映している。
ひとこと
経済統計の悪化からFRBが利下げシフトを強めるとしても、雇用確保できるかどうかは疑問であり、インフレがスタグフレーションに変化しかねず、トランプの政治手法の存在がそもそも問題になるだろう。
ネガティブな選択しか手がない。


