中国・遼寧省丹東市と北朝鮮・平安北道新義州を結ぶ中朝国境で、北朝鮮向けの
大型コンテナトレーラー
が相次いで国境通関を待つ様子が確認されている。
先月の中朝首脳会談を契機に両国の物流と経済協力が一段と活発化している可能性が浮上している。
韓国デイリーNKが6月、丹東の税関前で新義州へ向かう40フィートコンテナを積載した大型トレーラー数十台が列を作る様子を撮影したとの情報が市場に流れている。
税関内で通関手続きを終えた車両も、国境通過を待ちながら隊列を組んで移動しており、
一定規模以上の物流
が継続的に行われている実態を推測される。
ただ、コンテナの積載品は確認されておらず、中国が何を運び込んでいるかが注目される。
そもそも、核問題で安保理から北朝鮮に対し、武器や奢侈品の輸出入禁止、石炭や海産物などの貿易制限、原油などの供給上限設定、さらには資金凍結や北朝鮮労働者の送還などを定めた最も包括的な制裁が実施されている。
韓国の文政権が瀬取りで原油等を北朝鮮に提供する違反行為が繰り返され、中国も陸路で北朝鮮を手懐けるために違反行為等が行われた可能性もあり、今回の長蛇の列で運び込まれるのは奢侈品が含まれていることだろう。
親北朝鮮筋からは、セメントやタイルなどの建設資材のほか、医療機器、電子製品、衣類、日用品などが運ばれていた可能性が高いと分析している。
北朝鮮では現在、独裁者金正恩の大号令の下、住宅や工場の建設を全国規模で進めている。
このほか、病院の近代化やサービス施設の整備も重点事業となっており、中国からの建設資材や医療関連設備、消費財への需要が高まっているが、中国国内の建物の建築が遅々として進んでいないまま放置されている現状で大きな社会問題となっており、今回の北朝鮮への物資提供について情報が広がれば、中国国民の反発が起きる可能性もある。
情報筋によると、丹東から新義州へ向かう貨物車両は以前より頻繁に見られるようにった。
一度に通関する台数も増加している。
多い日には100台を超える大型コンテナトレーラーが新義州へ向かったケースもあったとしている。
こうした物流の活発化は、先月行われた金正恩総書記と中国の習近平国家主席による中朝首脳会談後に、両国が経済協力の拡大で一致した流れを反映している可能性がある。
実際、中国税関総署の統計では、今年1〜5月の中朝貿易額は
87億1138万元(約1800億円超)
となり、前年同期比+ 1.6%増加した。
中国の対北輸出は8.8%増の67億1949万元、北朝鮮からの輸入は62.4%増の19億9188万元と大幅な伸びを記録している。
とりわけ北朝鮮側の輸出回復が目立っている。
首脳会談を受け、丹東―新義州間の通関手続きが円滑化したほか、北朝鮮の貿易会社や国家機関が中国企業との取引を拡大している可能性も指摘されている。
今回確認された物流の急増が一時的なものなのか、それとも中朝経済関係の本格的な回復を示す長期的な変化なのかは現時点では不明だ。
ただ、国境税関前に北朝鮮行きの大型トレーラーが長蛇の列を作る光景は、制裁下にあっても中朝間の物流が着実に勢いを増しつつあることを示す象徴的な場面と言えそうだ。
ひとこと
北朝鮮が購入するモノの代金の支払いは中国人民元となるだろうが、ロシアのウクライナ戦線に派遣した北朝鮮軍特殊部隊等の将兵の消耗率も高く、内部での不満が広がり崩壊が加速する可能性がある。
北朝鮮から中国に対して人民元を稼ぐため、衣料品等が輸出されてきたことから、日米の企業が中国で生産委託していたと思っていたものが、北朝鮮で製造されていたのでは問題だろう。
契約で明記してあったとしても約束をやぶるのは日常茶飯事の中国では常識であり、衣料品の中国での生産委託は停止し、ベトナムやフィリッピン、インドネシアなど中国との関係が悪い国で作らせるべきだろう。
posted by まねきねこ at 22:37
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